趣味に読書を追加しました。
公開日:
:
最終更新日:2014/03/08
木野崎物流センターのブログ
木野崎センターの水野です
以前は本などなかなか読まなかった自分ですが、最近は敢えて読書をする時間を
作るようにして気になった本を読む事にしています
ジャンルは様々ですが、本を読むと知らなかった事や色々な事がわかり、
へぇ~、ほぉ~と関心しながら読書を楽しんでいます。
残念な人にならない為の本と言いますか、色々な企業の成功例や応用術が書かれた本です
面白かった内容を1つ上げますと、「餃子の王将が半額サービスをする理由」です
今でこそ絶好調の餃子の王将がかつて経営難の時に
社長の大東氏が行った、「損して得を取れ」なる戦略のひとつです。
当時、ファミレスに対抗する為に多店舗展開を戦略に掲げていた王将は
工場で料理を加工して店舗に送るセントラルキッチン方式を採用していたが、
効率化ばかりを考え王将の魅力を消してしまっていると感じた大東社長は
王将の強みである安くて美味いだけでなく、手作り感を強く押し出そうと
セントラルキッチン方式を辞め、昔ながらの王将スタイルにもどしました。
しかし、ここで問題が発生しました。
セントラルキッチン方式に慣れてしまった従業員が一から料理を作る
調理技術を持っていなかったのです。
そこで考え出された策が、月2回あるメニューを格安で提供するサービスだったのです
特定のメニューを格安にすると当然ながらそのメニューの注文が多くなり、
そのメニューばかり大量に作っていると自然と料理技術が向上するとゆう発想
サービスメニューを毎月変えればそのうち全てのメニューで
料理の腕が鍛えられ、なおかつ研修センターやトレーナーが
各店を回って教える手間も訓練に掛かるコストも掛からない。
大東社長は「価格を半額にしてでも現場で鍛える方がいい」と決断して
「損して得をとれ」方式を苦肉の策だったのかもしれませんが、実践したのであります。
身近にあるサービスが実は企業が生き残る為に考え出された内容でもあり
どんな業種でも同じような改善策や作戦を練る事が出来そうなのでこの本を
読んで得をした気分にもなりました
なので読書を趣味に追加したいと思います
少し長くなりましたが最後まで読んで下さり感謝しています、
ではこの辺で失礼致します